ダンスと場のことを
私は、ダンスフロアが無くなるときというのは
クラブが無くなったときでも、スピーカーが無くなったときでもなく
そこで誰も踊らなくなったときだと思っています。
そして、文化や歴史が無くなるときというのは
それを追求したり、鑑賞したり、語り継いだりという行為を
誰もしなくなり人々に忘れられたときだと思います。
シーンを衰退させるのは止めるという行為なのだから。
今この瞬間に、上の部屋でSOFTが鳴りはじめた事を、
私は偶然には思いません。
去年の冬に、WORLDで見たのが最後でした。
ただ私がするのは、踊りをやめないことと
ダンスミュージックの演奏を続けていくことです。